2014年08月30日

炭の特性!

イシコー 石井です。
木炭断面の顕微鏡写真を載せてみました。
炭の大きな特性として、液体や気体に対する吸着性がよいということが挙げられます。吸着性の高さの秘密は、その組織と構造に理由があります。炭を顕微鏡で見てみると、非常に細かい孔の集合体になっています。したがって、炭の内部表面積は非常に大きく、炭1グラム当りで200〜400平方メートル、畳にして150〜200畳分ぐらいの面積があります。この孔径は数ミクロン〜数百ミクロンのものまであり、中でもマクロ孔には微生物が寄生しやすい性質があり、すみついた微生物が、炭が吸着した臭いの成分や有害な化学物質などを分解して始末してくれます。
また、炭には2〜3%のカルシウムやカリウムなどのミネラル成分が水に溶けやすく吸収されやすい形で含まれていて、有害物質を吸着するという効果だけでなく、人や植物に必要な栄養素を提供してくれます。特に弊社で製造している炭は温度管理をしっかりしている為、表面積は1グラム当り700〜800平方メートル位あり、吸着性能に優れています。



Posted by 社長係り at 13:29│Comments(0)
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