2014年09月10日

茶色の液体?

イシコー 石井です。
先日、工場へ来たお客様に「この茶色い液体は何ですか?」と聞かれました。
ふたを開け「嗅いで見てください」と渡すと「凄い臭い!」とびっくりしてました。
正体は木酢液でした。木酢液は、木材を炭焼きするときに発生する煙を冷却した
液体から得られます。液体をしばらく放置して置くと、下から木タール、粗木酢液、
軽質油分の三層に分離します。その中間の層は赤茶色か黄褐色の液体です。
木酢液は、樹種や炭化温度、木煙の採取方法などによって、品質や含有物の
量などに差がでます。特に製法や炭化炉の違いの影響が大きく、市場に出回って
いる木酢液にはさまざまな品質のものがありますが、どのような炭化方法で作られた
木酢液なのかを知って使うことが大切です。木酢液は、昔から土壌改良、植物活性
病中害対策として利用されています。その他、最近では消臭、住宅の基礎部分に
使用したりいろいろな使われ方をしています。竹炭を焼くときに採れるのは竹酢液と
いいます。



Posted by 社長係り at 14:35│Comments(0)
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